首都圏を中心に人材派遣・各種イベント企画・デザイン・施工・演出をワンストップで手掛けている株式会社アジリティーです。弊社では様々なイベントへ人材を派遣させていただいております。
少しずつではありますが、リアルなイベントが復活してきました。コンサートやプロスポーツのようなエンターテイメントのイベントだけではなく、展示会や発表会のような企業向けのイベントの開催も目立ちます。特に展示会は企業にとって自社製品の認知と売り込みのための絶好の機会ですが、多くの競合他社が参加する中で頭一つ抜け、来場者に選んでもらう一社になるためには、緻密な戦略と多角的な工夫が必要になってきます。
そこで今回は、展示会で多くの来場者を集めるための工夫について詳しく解説していきます。
展示会の効果を高めるためにできることは実にたくさんあります。展示ブースのデザインに凝る、SNS集客に力を入れる、スタッフの接客対応の質をあげる、ノベルティーを用意して来場者に印象を植え付ける……挙げればきりがありません。よほど展示会慣れしている企業であれば話は別ですが、ほとんどの企業は慣れない展示会を前にあたふたし、何か一つでも力を入れて他社と差別化しようと考えるでしょう。しかし、一つが完璧になったところで、他の部分が拙ければ全体としては大きく改善されません。
展示会で工夫するとしたら一つではなく全部です。といっても、全部を完璧にするのではなくそれぞれを少しずつでも改善し、全体として底上げしてくことが効果が高いでしょう。
展示会は日常業務とはガラリと違った業務内容なので、全てを社員だけでこなそうとすると無理が生じてしまいます。広報物の制作やブースのデザイン、設営などは専門領域であり、いきなり素人ができるものではありません。企業が展示会に参加する際には、プロの専門業者に外注できるところはしてしまって、社員は商談や製品説明などのメイン業務に専念できるようにすると効果が高いでしょう。
なお、展示会でスタッフを外注する業者選びは慎重に行いましょう。業者選びでは会社としての実績だけではなく、実際に派遣されるスタッフの質などもしっかりと確認してから最適な業者を見極めましょう。弊社アジリティーのスタッフであれば、展示会・イベント運営に関しての豊富な知識を持ち合わせているだけではなく、受付や接客についても十分な教育を受けているのでどのようなシチュエーションにも臨機応変に対応できます。
効果の高い展示会を実現したい企業のご担当者様は、是非お気軽に経験豊富なスタッフをすぐに派遣できるアジリティーにご相談ください。
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展示会場内でのブースの位置は、人通りの多い広い通路に面していることが理想です。しかし場所によって金額が変わることもあれば、抽選によって場所が決まる場合もあるなど、展示会によって理想の場所を確保できるとは限りません。もし選べるのであれば、予算との兼ね合いになりますが、来場者の目につきやすい目立つ場所を確保しましょう。
ブースへの入りやすさも重要です。展示空間が閉鎖されていて、中に入らないと説明を受けることができないようなブースはあまりないかもしれませんが、受付場所と商談場所が同じで、入り口付近が常に混み合っていたり、スタッフが前のめりで勧誘をしてくるようなブースは入りづらいことも確かです。来場者の視点に立って、入りやすい/入りたくなるブースを設計しましょう。
展示会のブースの一つひとつはそれほど大きくありませんが、ブース内の動線をしっかりと考えておかないと来場者が集中した際に混乱が生じます。ブース内に漠然と要素を詰め込むのではなく、受付から商談、クロージングまでどのような足取りをたどるのか何パターンもシミュレーションしてから、最適な動線設計をしましょう。
展示会では企業のブランドイメージをリアルに顧客に伝える絶好の機会です。ブースの配色やデザイン、ディスプレイなどに企業のセンスが反映され、それらは企業の持つ価値観にも通じるものがあります。企業が出している各種制作物やコーポレートサイト、企業案内などの統一されたイメージに沿って、企業のブランドイメージを崩さないような配色やディスプレイにしましょう。
適材適所という言葉は、展示会のようなイベント時にも当てはまります。展示会では短い時間で多くの来場者を相手にするため、複数のスタッフが万全の体制を組んで来客対応します。受付、製品説明、商談、質問対応、ノベルティ手渡しなどの様々な業務を限られた人数で担当しますが、どの業務に誰を配置するかによって現場の効率は変わってくるので、人員配置は重要です。社員の適性を見極めて、業務ごとに最もふさわしい人材を配置しましょう。
展示会では来場者への声掛けも重要です。自社の製品に興味がありそうな人や、ブースに入ることを躊躇しているような“あと一押し”の人たちを見極めて、積極的に声掛けをしましょう。ただし、明らかに脈がない人や時間がない人に声掛けすると、しつこいと思われ自社の印象が悪くなってしまうので注意しましょう。
展示会に限らず、社会人として人と接するときは身だしなみやマナーに気をつけるべきです。髪型や服装、女性であればメイクやネイルなどは意外と人から見られているものです。また言葉遣いやマナーに関しても、その人の印象だけではなく会社の印象にもなってしまうので十分に気をつけましょう。
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ノベルティの配布で他社との差別化をはかることもできます。ノベルティにも色々ありますが、遠方からの来場者もいることを考えて小ぶりで持ち運びのしやすいものにしましょう。また奇抜なデザインは避け、会社のロゴはさりげなく入れる程度にして毎日使える実用的なものにするとよいでしょう。
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展示会の効果を客観的に判断するためには、展覧会後に効果測定を行うことが重要です。効果測定の方法はいくつかありますが、展示会の目的から逆算して知りたい数値を設定しましょう。多くの潜在顧客データを集めることが目的であれば名刺の数が指標になり、商談に持っていき受注を取ることが目的であれば受注数が指標になります。
展示会の成果が展示会後にあらわれることもあります。展示会で名刺交換をした担当者から3ヶ月後に取引の申し出があったり、商談まで取り付けた担当者から1週間後に大口の受注を受けたりすることもあります。このように、効果測定は展示会当日だけの成果だけで測るのではなく、展覧会後の一定期間も含めて測るようにしましょう。
展示会は自社製品をアピールする絶好の機会ですが、参加企業も多いのでよほど工夫をしないと来場者の注目を集めることができません。
展示会の効果を高めたいのであれば、ここまででご紹介してきたような工夫をできるだけ多く試して、他者との差別化をはかりましょう。
その際、すべての工夫を自社のスタッフだけで行うことは難しいので、いくつかの業務を外注するという選択肢もあります。
私たちアジリティーでは、展示会のスタッフの派遣のみならず、企画や運営、ブースの装飾や設営まで行っています。企業の社員が展示会のコア業務に専念できるように、イベントのプロとしてあらゆるサポートをします。
展示会の出展で多くの商談成立を目指している企業の担当者様は、お気軽にアジリティーまでご相談ください。
2023.03.07
Category: コラム